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読書録:価値を増幅させ、繋がりを極めよ

猫珠求聞史紀

こんにちは! @nekoasukaです。

最近読んだ本から読み取った事をまとめます。
最近読んだ本はこちら↓

『わかりやすいアジャイル開発の教科書』

アジャイルという言葉に対しては、本当に多くのエントリが公開されています。
この言葉を、自分の言葉で言い換えたいと思い、本著にも手を伸ばしました。

内容を圧縮すると、
『価値の最大化を図るために、人との繋がりを大切にせよ。』
ということ。

さすがに圧縮しすぎな感があるので、3つだけトピックを取り出してまとめます。

1.変化にネガティブなイメージを持たないこと
仕様変更を筆頭に、”変化”が起きるという事を嫌うプロジェクトは多いです。
※私が体験してきたプロジェクトはすべて、”変化”をネガティブに捉えるプロジェクトでした。

変化する事がネガティブに捉えられる理由は、端的に言えば『面倒だから』。
変化することで…
・予定を立てなければならない。
・資料を作成しなければならない。
・確認や承認の作業をこなさなければならない。
と、よくあるプロジェクトでは作業が増えて見えます。
それぞれに対して誰が、いつまでにやることと表形式でまとめられており、
遅れると色が変わったりしてくるわけです。

…いい気分になりようがありません。

仕事だから仕方のないこと、仕事に気分を持ち込むな、という方は多くいます。
しかし、その変化はよりよい結果へと向かう過程で起きたことではないのでしょうか?
例えば今動かないものが、動くようになったのではないのでしょうか?
例えば業務改善に直結する機能が、追加になったのではないのでしょうか?

それは、ソフトウェアが少し素敵な方向へと進んだ結果とは取れないでしょうか?

変化を喜び、より良い方向へ”プロジェクトの仲間全員で”進めていく方法をこの本では薦めています。

2.プロジェクトにペースメーカーをつけること
締め切りありきで大概の仕事は進みます。
それまでの間は、大雑把に切り分けた作業に得意な人を割り当て、淡々とこなさせ続ける。
そのような開発をやってきました。
締め切りが断頭台のように見え、シワのよる作業だけがゾンビのように絡みついてきました。
気付けばプロジェクトの仲間は皆、ゾンビのようでした。

”鼓動”がないのです。

淡々と、真っ直ぐな心電図のように”行軍”するその様は、ゾンビのようでした。
活発さなんてあるわけがなかったのです。

プロジェクトに”鼓動”を与えるために、この本ではペースメーカーをつけることを必須としています。
固定期間でプロジェクトの時間を切り分けておくのです。
その時間内にできる作業量へと分割し、こなしていくという方針です。
固定期間でこなせる量は、そのプロジェクトの脈拍を教えてくれます。

3.ギャップは対話で埋めていくこと
要求と納品物のイメージとには、入れ違いや思い違いがあるのが常です。
納品までに解消されなかった”ボタンのかけ違い”は、不幸を呼ぶことがほとんどです。
不具合だ、バグだ、瑕疵だと叩くお客様もいらっしゃることでしょう。
それに反して、あれだけ注意したのに、聞いていないほうが悪いとイラつく仲間もいたことでしょう。

それらは、”紙の上で戦争をした結果”ではありませんでしたか?

”紙の上の戦争”は所詮”紙の上の戦争”です。
戦争ですから勝敗があり、どちらかが我慢をし、疑問を抱えて倒れた時もあったはずです。

大量の印刷物を押し付けて、『~についてよろしいですか? ・・・では次に』
といった姿を見ると、城壁の上から歩兵へ向かって大岩を落としているかのような気分になります。

ギャップは紙では埋まりません。
多少は埋めることができますが、やはり止まった言葉では”今のあなたの生きている頭の中”を表現しきれないのです。
対話をしましょう。
その結果を、シンプルな止まった言葉で表しましょう。
そういったことが、この本には書いてあります。

以上が、私が 『わかりやすいアジャイル開発の教科書』を読んで感じたことです。
このエントリが、どなたかの目と心に留まることを祈って。

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